産業クラスター事業の取り組み

産業クラスター計画とは

産業クラスター(地域再生・産業集積)計画は、地域経済・産業の活性化・再生を目的とし、地域の特性・特異性を踏まえ世界に通用する新事業の創出と産業クラスターの形成を目指すものです。

具体的には平成14年度より国(地方経済産業局)が中心となり各地域と協働し産学官の広域的な人的ネットワークの形成を図り、国や地域の産業関連支援施策等を効果的に投入し世界に世界に通用する新事業が次々と展開される産業集積を構築していくことを目標としています。全国で19の産業クラスタープロジェクトを展開しています。

米国での成功例

シリコンバレー
スタンフォード大学が中心となり自然発生的に形成
テキサス州オースティン
連邦政府が中心となり80年代に石油関連産業から情報系産業クラスターへと方向転換
ペンシルバニア州フィラデルフィア
造船等の重工業産業中心から全米有数の情報やバイオ分野の企業群の集積地として転換

当支援機構での取り組み

関東経済産業局が中心となり進める「地域産業活性化プロジェクト」では広域関東圏で6地域(首都圏西部TAMA地域、東葛川口つくば地域、中央自動車道沿線地域、三遠南信地域、首都圏北部地域、京浜地域)のプロジェクトを進めています。この中の中央自動車道沿線地域では山梨県甲府地域と長野県諏訪地域が指定され(財)やまなし産業支援機構では甲府地域の事務局として長野県と連携しながら各種のクラスター事業を展開しています。

現計画・過去実績一覧