クラフトマン21(工業高校実践教育導入事業)

事業目的

山梨県内の高校生の約10%を占める工業系高校は、地域産業を支える人材の育成が求められているが、施設・設備が古いことや教員の研修の問題で産業界が求める人材像との格差を指摘されることが多い。

一方、県内産業界では、半導体製造装置、産業用ロボットで全国トップクラスの集積が形成されており、中小企業にも、高精密・高微細加工等の加工技術のさらなる高度化が求められているが、若手技術者の減少により技術者の高齢化が進んでおり、技術・技能の伝承が喫緊の課題となっている。

このため、本県でのものづくりを推進するため、県内の3つの工業高校と中小企業が連携して、PDCAサイクルに基づく問題解決を常に意識する中で、図面を読み取り、自分で加工・計測ができる実践的なものづくり技術を有した人材を育成し、工業教育の充実と地元企業の振興及び人材確保に貢献する。

実習受け入れ企業向け 資料編

企業実習を受け入れると、会社案内などの資料の他、実際の加工で使用する工具や材料の手配を行うため、事前準備が膨大な作業量となります。

各種の資料を整備する際、会社案内も含めて、自社内にある既存資料を活用する事が重要です。しかし、これで全てを賄うことはできず、どうしても不足分が発生し、別途作成が必要となります。このとき、すべてを新たに用意することは負担が大きいので、機械工具のパンフレットやインターネット等で公開されている資料等を有効に活用し、時間と労力を節約して効率的に資料を用意することが有効な一つの方法であります。

そこで、インターネット上にある活用し易いホームページを、参考資料としてご紹介します。