「メディカル ジャパン 大阪出展」レポート~山梨県の高い技術力をアピール、来場者からの関心高く

2023/01/27 (金)

メディカル・デバイス・コリドー推進センターは、令和5年1月18日(水)~20日(金)に大阪のインテックス大阪で開催された「メディカル ジャパン 大阪」に出展いたしました。病院や介護など医療関係者が多く集まる展示会となり、山梨県内の企業の皆様が開発した医療機器を多くの方々に紹介し、県内企業の高い技術力をアピールできました。ここでは出展の様子をレポートします。

メディカル ジャパン 大阪は、「病院EXPO」「クリニックEXPO」「介護&看護EXPO」「次世代薬局EXPO」「感染対策EXPO」からなる一大展示会で、今年は3日間で8,000人を超える来場者がありました。来場者は病院、クリニック、介護事業者、薬局、IT、サービス業、行政・自治体、商社・ディーラー、機器・設備メーカーと医療に関係する方々です。

私たちの展示ブースには会期中、約160人の方々が来訪。製品やメディカル・デバイス・コリドー推進計画の詳細説明を行いました。そのほかにも、製品に興味を持ってブースの前で足を止める人も多く、県内企業が開発した医療機器を紹介することができました。

具体的には、会場オープンから多くの来場者の方が、私たちのブースに立ち寄っていただきました。特に初日は、海外からのディーラーの方が目立ち、彼らの国で販売できる製品を探していました。内視鏡用送水装置 や、4K内視鏡カメラシステム、痛みを評価する装置、血圧脈波検査装置などの精密機器に対する関心が高く、多くの質問が寄せられました。

 2日目以降は、国内の病院、介護事業者、商社・ディーラーの方が中心となっていきました。病院関係者は、創洗浄器や投薬管理アプリ、ベッドサイドの器具等をまとめる「くうりっぷ」「まとめるくん」などブース内に展示した医療機器に全般に関心を示しました。介護事業者などは、離床センサー(マイクロ体動モニター)や点眼補助具(eyeラブ、一滴くん)、腰痛改善コルセット「マックスベルト」などに興味を示し、私たちに「離床センサーにカメラを設置して連動させることができるか?」など実際に利用するケースを想定した質問が多く寄せられました。そのほか、着脱しやすく、生地が延びる医療用パジャマを探している方は「EKAパジャマ」に興味を持っていただきました。また、チューブやコードを整える「totonoyell」は、手術室でも利用できるようにオートクレーブを使用して滅菌ができることに驚きの声が上がっていました。
  




私たちと同様に自治体や関連団体で出展しているところもあり、山口県、長野県の方々と意見交換をしました。来場者では、神戸市の担当者の方もブースに寄っていただきました。このような機会に、他の自治体の方とのネットワークも強化していく機会になればよいと思っています。
   

お問い合わせ・アクセス
〒400-0055
山梨県甲府市大津町2192-8
055-220-2091
mdcc@yiso.or.jp
フォントサイズ
サイト内検索