サポートネット 7月
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Information magazine that assists in small and medium-sized enterpriseSUPPORT NET2国際品質規格認証取得セミナー~医療機器産業分野への参入・受注拡大~参加者募集 医療機器産業は、今後の世界的な市場拡大が見込まれる有望な成長産業分野の一つです。 当財団では、県内中小企業の医療機器分野への参入を推進するため、同分野における世界標準の品質マネジメント規格である「ISO13485」の要求事項等をテーマとした連続5回のセミナーを開催します(医工連携医療機器等開発支援事業)。 受講料は無料です。この機会に医療機器産業への理解を深め、新たな事業展開の参考としていただけますようご案内申し上げます。<日時・内容>日  時内  容【第1回】8月4日(金)午後1時~午後5時•ISO 13485入門編 •個別相談【第2回】8月24日(木)午後1時~午後5時•ISO 9001 基礎編•個別相談【第3回】9月1日(金)午後1時~午後5時•ISO 13485詳細解説1 (経営者の責任、資源の運用管理、測定・分析及び改善) •個別相談【第4回】9月15日(金)午後1時~午後5時•ISO 13485詳細解説2(製品実現)•個別相談【第5回】9月22日(金)午後1時~午後5時•ISO 14971詳細解説【会  場】 山梨県産業技術センター 高度技術開発棟2階 共同研究エリア(甲府市大津町2094)【参加費】 無料【定員:30名(先着順)】【対象者】 県内中小企業(製造業)      ※原則、第1回~第5回いずれも参加可能な方を対象とします。      ※ISO13485に関する基礎知識を習得されている場合は、第2回からの参加も可能です。【講  師】 (一財)日本品質保証機構 長野 哲也 氏      ※各種マネジメントシステム規格の審査件数、国内最多の実績を有する機関【申込方法】 以下のホームページから(一財)日本品質保証機構の申込み専用フォームに進み必要事項をご記入の上、お申し込み下さい。<http://www.yiso.or.jp/topics/482.html>【申込期限】 平成29年7月21日(金)【問い合わせ先】 新事業創造課 TEL 055-243-1888info事業承継の構成要素 対話を通じた「想い」の承継1. 後継者に託す3つの要素 事業承継に伴う課題に対応しながら計画的に引き継いでいく 事業承継では、後継者教育などを進めながら経営権を引き継ぐ「人(経営)」の承継、自社株式・事業用資産、債権や債務など「資産」の承継、経営理念や取引先との人脈、技術・技能といった「知的資産」の承継を、計画的に着実に進める必要があります。 事業承継をスムーズに進めるためには、自社株式の取得に伴う相続税や贈与税の負担、経営権の分散リスク、事業承継後の資金繰りなど、さまざまな課題に対応していくことが求められます。■事業承継の構成要素 人(経営) 後継者の育成には5年~10年ほどかかることも       *経営権 *後継者の選定・育成 *後継者との対話 *後継者教育 資  産 経営者の個人資産について、会社との関係を整理する       *株式 *事業用資産(設備・不動産等) *資金(運転資金・借入金等) *許認可 知的資産 経営者と従業員の信頼関係も知的資産の一つ       *経営理念 *経営者の信用 *取引先との人脈 *従業員の技術・ノウハウ *顧客情報2.対話を通じた経営理念・想いの承継 事業承継の根幹のひとつとして、自社の経営理念を承継することの重要性を忘れてはなりません。老舗企業では、時代が変わっても受け継いでいく想いを大切にしている例が多く見られます。事業承継を見据えて、経営者が過去から現在までを振り返りながら、経営に対する想い、価値観、信条を再確認するプロセスは、事業承継の本質といえます。可能であれば明文化し、後継者が従業員と共有しておけば、事業承継後もブレることのない強さを維持できるでしょう。*山梨県事業引継ぎ支援センターでは、事業承継の悩みや課題に対し、無料で相談に応じています。お気軽にご相談下さい。 TEL 055-243-1830 E-mail:yh-center@yiso.or.jpシリーズ「事業承継 第4回(事業承継マニュアル-2)」

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