サポートネット 6月

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Information magazine that assists in small and medium-sized enterpriseSUPPORT NET4Medtec Japan2017へ山梨県内企業が出展しました！あなたの会社の営業秘密が危ない！　4月19日（水）から21日（金）に東京ビッグサイトにおいて、アジア最大級の医療機器の展示会「Medtec Japan2017」が開催されました。　当日は、医療機器メーカー、バイヤー、医療関係者等32,561名の来場がありました。山梨県からは、山梨パビリオン（一般・自治体エリア）へ8社、メディカル金具・工具エリアへ1社が出展する等、活発な商談が行われました。　当財団では、今後も医療機器産業への参入支援を行っていきます。【山梨県出展企業（順不同）】＜山梨パビリオン（一般・自治体エリア）＞（株）アルス、（株）ウチダ、京西電機（株）山梨工場、シチズンファインデバイス（株）、ニスコ（株）テクニカルセンター、藤精機（株）、（株）細田、ユウアイ電子工業（株）＜メディカル金具・工具エリア＞山陽精工（株）【営業秘密とは？】　企業活動に有益な情報で、例えば　顧客名簿、価格情報、接客マニュアル、クレーム情報　製品テストデータ、実験データ、製品図面、工場設備レイアウト等は会社にとって重要な情報です。これらを適切に管理することにより法律上、「営業秘密」として保護されます。　不正競争防止法第2条第6項は、「営業秘密」について①【秘密管理性】秘密として適正に管理されていること②【有用性】事業活動をする上で価値のある情報であること③【非公知性】公然と知られていない情報であることの3要件を定めており、これを満たすことで法的に保護され、「情報の差止」や「損害賠償の請求」が可能となります。　逆にこれが満たされていないと、情報が流出しても保護する術はありません。【営業秘密の管理対策】「営業秘密」として、厳重な管理と社員への明示・厳重な管理　アクセス権の設定、施錠管理、私物のUSB・スマホ等の使用禁止、データの暗号化、秘密の表示等•利用状況の記録・管理　「立ち入り禁止」等を明示した立入制限、利用時の簿冊記載、防犯カメラ設置•秘密情報漏えい防止の社内教育、誓約書等の徴収　社内情報の適切な管理と、万一の時の素早い対応が企業を守ります。　営業秘密に関する相談窓口は、最寄りの警察署又は山梨県警察本部生活安全捜査課TEL 055-221-0110（警察本部代表番号）までReportinfo下請等中小企業の価格交渉力の強化を支援します（価格交渉サポート事業について）　中小企業庁では、価格転嫁など取引条件の改善が進まず厳しい状況にある下請等中小企業の価格交渉力強化を支援するため、事例集・ハンドブックを作成しました。　この事例集・ハンドブックは、取引条件の改善に向けて、法令違反となる取引行為や必要な価格交渉ノウハウが掲載されております。下請等中小企業の皆様方には、交渉本番に向けた事前準備の一環としてご活用いただけますよう、事例集の内容を抜粋し、シリーズで掲載いたしますのでご参照ください。事例10：事後的な仕様変更・工程追加に要する費用の受注者負担　発注者が、自己の都合で発注内容を変更したにもかかわらず、当該発注内容の変更のために受注者が要した費用を全額負担しないなど、受注者の利益を不当に害することは、下請法や独占禁止法に違反するおそれがあります。①チェックポイント　 当初の発注から設計や仕様が変更され、追加の作業や当初の納期に間に合わせるための人件費増加などが生じたにもかかわらず、追加費用を受注者が負担していませんか。　 当初の発注内容で加工が進んでいるにもかかわらず、作り直しに相当するような仕様変更が指示され、当初の発注内容で製造された仕掛り品の受領を拒否されていませんか。②対応の方向性　「発注者の都合による取引条件変更で生じたコストを、自社のみで負担しない。」※（具体的なノウハウの参照先）下記URLよりハンドブック・事例集が入手できます。http：//www.zenkyo.or.jp/kakakusupport/index.htmシリーズ「価格交渉　第10回」秘密管理性営業秘密非公知性有用性