サポートネット 1月
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Information magazine that assists in small and medium-sized enterpriseSUPPORT NET2~経営革新計画の承認を受けましょう~経営革新アドバイザー派遣のご案内!第14回やまなしビジネスプランコンテスト 受賞者決定!infoinfo◆経営革新計画とは? 「経営革新」とは、新たな取り組みを通して、「経営の向上」を目指す3~5年の事業計画です。 「新商品のアイデアがある。」、「他にはないサービスを展開したい。」「経営の効率化をしたい」などの考えをお持ちの中小企業の皆さま、「経営革新計画」を作成しましょう。計画を作成し、県の承認を受けると様々な支援策を利用できます。(ただし、計画の承認後、別途利用を希望する支援策の実施機関の審査が必要となります。)◆経営革新計画で利用できる制度等①保証・融資の優遇措置 ②海外展開に伴う資金調達の支援措置③投資の支援措置    ④特許関係料金減免の優遇措置 等◆経営革新計画作成のメリット ①経営革新計画を作成するなかで、自社の強み・弱みを把握し、計画的な経営方針を決定することがでます。 ②経営者自身が計画を紙面に落とし込むことで、計画が目に見えるものとなるため、経営方針が全社員に浸透し、モチベーションアップに繋がります。全社員が一丸となって経営目標の達成に努力する組織体制が実現できます。 ③承認された事業者は県により公開されるため、製品・役務等の信用性が向上します。◆アドバイザー派遣 専門家(経営革新支援アドバイザー)が訪問して個別な課題に対してお手伝いします。(経営革新計画のアドバイス、作成のポイント等) 派遣に要する費用は、無料です。◆申込方法 まずは当財団に電話・メールまたはアドバイザー派遣申請書にご記入の上、お申し込みください。<問い合わせ先> 新産業創造部 新市場開拓課 TEL 055-243-1888 E-mail info@yiso.or.jp 山梨県産業労働部 成長産業創造課  新市場獲得・経営革新担当者 TEL 055-223-1544 11月21日(土)に応募者によるプレゼンテーション審査を行なったところ、次のビジネスプランの受賞が決定いたしました。以下のプランについて、お問い合わせをしたい方は、当財団までご連絡下さい。トライアルプランコース○最優秀賞受賞者山梨大学大学院 機械システム工学専攻 荻野 拓也 様、市川 将大 様プラン『Botch Watch ~自作腕時計制作プロジェクト~』概 要自身で企画開発した、自作の電子腕時計やその制作キットを販売していく事業。大きさの制限や電子回路の設計が難しいことから、一般の人には敷居が高かった腕時計を、簡単に制作できるようキット化し、一般の方及び大学等への学習キットとして販売を計画。○優秀賞受賞者山梨大学 工学部 機械工学科 園家 啓嗣 様、八巻 浩大 様 外2名プラン『金属材料を用いた3Dプリンタによる複雑製品の造形技術のビジネス化』概 要普及しはじめたばかりの金属用3Dプリンタにおける造形技術を確立させて特許化し、加工用制御ソフトや、加工技術を技術指導料として販売していく事業。それらをパッケージ化したものも想定し、金属3Dプリンタの導入企業へ販売を行っていく計画。○奨励賞受賞者山梨大学大学院 生命工学専攻 石合 志帆 様プラン『ブドウ着色促進サービスの提供』概 要温暖化や異常気象の影響で、近年発生するようになってきたブドウの着色不良を改善できる薬剤の散布サービス事業。山梨大学で開発されている着色剤は現行の着色剤よりも安価に導入できる点を訴求し、県内農家への普及を目指す計画。ビジネスアイデアコース○最優秀賞受賞者山梨県立甲府第一高等学校 大沢 まり萌 様、林田 庸佑 様、渡辺 萌絵 様、 保坂 拓磨 様プラン『山梨の伝統工芸品 × ランドセル プロジェクト』概 要山梨の伝統工芸品をランドセルにして欧米へ売っていくプラン。第1弾としては和紙を用いたランドセル。県内企業の防水性がある和紙を用いて制作する予定。欧米ではクールジャパンとして日本製品(特にアニメ関連)の需要が見込めるほか、SNSの利用も多く商品の周知も効果的に行える。○優秀賞受賞者山梨学院大学附属高等学校 小澤 あかね 様、廣瀬 久美 様プラン『農業体験ビジネス ~空き家を使って~』概 要山梨県内の空き家を活用し、若者の農業離れを食い止めるための農業体験プラン。対象を10代・20代とし、農業体験のプランニングから実際の作業、参加者同士での討議や反省会などを1年間かけて実施していく。夏休み等は空き家を活用して泊まり込みでの農業体験等を計画する事業。○優秀賞受賞者北杜市立甲陵高等学校 小澤 公弥 様 外1名プラン『水筒を持ち歩こう!!』概 要ペットボトルやカップなどのごみを減らすため、飲料用自動販売機を各個人が持参する水筒へ量り売りできるものに改良するプラン。この自動販売機の普及により、ごみの軽減だけでなく、水筒の普及や水筒そのものの進化・改良を見込む。○奨励賞 受賞者山梨県立大学 国際政策学部 伍 ユエ 様、陳 武 様、郭 ジュンギョン 様、藤田 卓也 様プラン『出席管理サービス』概 要学内での授業の出席管理が紙で行われていたことから、紙の無駄を減らすため、QRコードを用いてスマートホンで出席をとるというシステムを提供する事業。グーグルフォームを通じてエクセルデータ化出来るため、誰でも簡単にすぐに活用できることがメリット。お問い合わせ先:新産業創造部 新事業創造課 TEL 055-243-1888/FAX 055-243-1885 戦前戦後に活躍しました、甲州商人はこんな風に考え、商い(バイ)をしておりました。現代に活きる部分もあるでしょうか。「金が言わせる旦那さん」 特別な扱いを受けた時などに、「いい気になるな」という口伝です。 自分が偉い訳ではなく、商売の相手だから丁寧にされているだけだと考え、見栄を張ったり相手の口車に乗らないよう自戒していました。 商人には冷静な自己分析が必要なようです。甲州商人口伝〈その十四〉甲州商人口伝〈その十四〉

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